マラソンのはじまり
2012-05-04
さてホノルルマラソンに向けて
トレーニングを徐々に積んでいっておりますが。
そもそもなんでこんなキツいスポーツがはじまってん?
と思われてしまいますか?
ちょっとマラソンのはじまりについてお話すると、
マラソンは第1回のオリンピックが始まってからの正式種目であったんですね。
つまり最初っから採用されていたわけですが、
そもそも42キロ走でええんちゃう?
なんでマラソンなん?
これはギリシャのアテネからオリンピックがはじめったからだとされています。
ギリシャ国民にはマラトーンの戦いの故事が存在し、
それを具現化するために競技化が勧められました。
マラトーンの戦い?
むか~しむかしあるところに
ギリシャのアテネから25マイルのマラトーンにペルシャ軍が侵攻してきました。
しかしギリシャ軍が迎え撃って大勝利!
その勝利を伝えるためにフェイディッピデスさんが走って走って走りまくりました
無事にアテネに吉報ができましたが、
残念ながらフェイディッピデスさんはそこで息絶えてしまうのです。。。
えっ!?
42キロも走って・・・
いや現代ではトレーニング方法の進歩により、
マラソン完走後に亡くなることはほとんどありません。
リスクが下がっただけでなく、
記録も2時間6分台に突入するようになっています。
さて話を戻し
このマラトーンの戦いを美談として語り継がれている故事は
ギリシャ国民の誇りでもあります。
また世界の人々に親しまれている故事でもあり、
これをフランスのブレアル教授が
近代オリンピックの新種目に加えるようにクーベルタン男爵に進言しました。
この提案を受けたクーベルタン男爵は
第1回目のオリンピックが発祥の地アテネで開催されることから、
古代ギリシャ人の祖国愛と勇気の象徴を具現化する絶好の機会としてマラソン(マラトーンの英語読み)を実施する事を決定したとされています。