ホノルルマラソンが朝5時にスタートする理由
2019-07-27
ランナーに優しいホノルルマラソン。
唯一厳しいのがスタート時間の早さです。
ホノルルマラソンのスタート時間は朝の5時
5時という大変早いスタートは、準備を考えれば起床時間は2時や3時です。
なんでこんなにホノルルマラソンのスタート時間は早いのでしょう?
これはあくまで僕の考えではありますが、2つの理由だとおもいます。
理由その1 交通規制
ホノルルマラソンが有名なのは、ハワイでも有数の眺めのいい場所を走れるマラソン大会だからです。
特に、ハワイ最大の目抜く通りカラカウア通りを走り抜けることができるホノルルマラソン。ここは普段多くの観光客と、みんなを送迎する車であふれています。
それだけでなく、アラモアナセンターの前やダウンタウン。
ハワイのメイン通りを走り抜けるのです。
どこも普段すごく交通量の多い道です。
特にハワイは車社会なので、時間によっては渋滞がすごいのです。
そうしたメインストリートを封鎖して、ホノルルマラソンは行われるのです。
よって、その交通規制を1日中するわけにはいけないのです。
そのために早朝にスタートし、車の増える時間にはオープンできるように早い時間からスタートされるのです。
理由その2 暑さ対策
もう一つは、暑さ対策と考えます。
後ほどまたお話ししますが、12月のハワイは雨期です。
しかし、そんな雨期のハワイとはいえ昼間の気温は高く、日差しもきついです。
平均タイムを見れば5~6時間でゴールする人が多いホノルルマラソン。
普通のマラソン大会のように、もし10時スタートであればどうなるでしょう?
ゴールは15時か16時となり、暑い12時とか13時に思いっきりレース中となります。
さすがに、これは日差しの強いハワイではたまりません。
しかし朝5時スタートであれば、6時間掛かっても11時。
お昼までにゴールできることになるのです。