ダイヤモンドヘッドの高低差対策
2019-03-06
ホノルルマラソンは初心者に優しい大会です。
よって、多くの日本人ファンランナーも多く参加する大会です。
しかし、反面そんな優しい大会にもかかわらず決して世界記録が出ないコースともいわれる大会でもあります。
その原因としては、ハワイ特有の高温であること、風があることがあげられます。
そしてもうひとつは高低差があげられます。
ホノルルマラソンの高低差はどこで?
ホノルルマラソンのコースの中で、どこで高低差があるのか?
それは主に、ダイヤモンドヘッドの昇り降りです。
コースの高低差は?
もちろんその他、カハラでハイウェイに乗るまでにも多少のアップダウンはあります。
しかしやはりメインはダイヤモンドヘッドです。
その高低差は、約35mです。
35mとだけ聞くと、そんな高さを感じないかもしれません。
しかし、実際にはビル10階分の高さです。
この高低差が往路、復路ともにある
走り出して10キロちょいからこの高低差に差し掛かるのですが、往路はまだしも問題は復路です。
復路も同じところを上がっていくのです。
それも40キロ手前から。。。。。
実際に復路でちょうどダイヤモンドヘッドを登り切ったところの映像を僕が撮ったものがあります。
皆さん疲れ切って歩いている方も多数。。。。
本当にきついところです。
坂道、高低差対策はどうすればいいのか?
もちろん日々のトレーニングの中で鍛えるところですが、ポイントはあります。
できれば、坂道を走るトレーニングをしていくべきです。
しかしそうもいかない場合は、次のことに注意しましょう。
登りのポイント
同じ走ることなのですが、イメージとして足を前に置くというイメージで進みましょう。
前に前に置く感じです。
逆にこれを後ろ足で踏み込んで登ろうとするとすごくしんどいです。
下りのポイント
下りのポイントとしては「急がない」「飛ばさない」です。
実は登りよりも、下りのほうが足にダメージが蓄積します。
よって下りで楽だからと飛ばすと、体重がもろに足にかかって疲労につながります。
足を温存する
あと、大事なことはスタートから足を温存するということです。
スタートにしても飛ばさず、本番は30キロを超えてからだ!
それくらいの意識をもって、足を温存しておき特に往路のダイヤモンドヘッドの登りに焦点を当てておいたほうがいいです。
ホノルルマラソンは世界一優しいマラソン大会ですが、コースとしては過酷さもあります。
ぜひ、楽しめるためにも高低差対策を知っておいてくださいね。