走る前にストレッチはしますか?

走る前にストレッチはしますか?

ホノルルマラソンの練習ということで、日々走っておられるかと思います。
その練習のなかでストレッチってしている方が多いのですが、皆さんはされてますか?

今日はそのストレッチについてお話しします。

ストレッチの常識はもう変わっている

その昔、僕たちが若いころはストレッチは運動前におこなうものでした。
怪我をしないように、しっかりと伸ばしましょう!と。

しかし、いまこの常識は大きく変わっています。
結論からいうと、ストレッチは運動のあとでOKという風に変わってきています。

普通のストレッチと動的ストレッチ

もちろん運動前にしてはいけない!ということではありません。
ストレッチの目的はそもそも筋肉を伸ばすことです。
ですので、運動後に固まった筋肉を伸ばすのにストレッチをおこないましょう、が今の主流です。

では、運動前は何もしなくていいのか?ということではありません。
ストレッチにも動的ストレッチなるものがあります。

細かくは説明いたしませんが、簡単にいうと普通のストレッチが筋肉をグーっと伸ばすストレッチだとすると、動的ストレッチはリズミカルに筋肉に刺激を与えるストレッチとなります。

例えばアキレス腱を伸ばすのも、普通はグーっと伸ばしますが、動的ストレッチだとポンポンポンとリズミカルに行う感じです。

ようは、筋肉を伸ばすというよりも筋肉に「これから運動するよ」という刺激を与えるストレッチと言えます。

運動後はストレッチをしましょう

走った後は、いままでのようにストレッチをしていただいてもOKです。
伸ばしてあげてください。

ただし、気を付けることがあります。
それはぐっと伸ばしたあと急に走らないことです。

よくランナーの方で信号待ちとかで、グーっと伸ばしている方がいます。
信号待ちで屈伸とかですね。
このとき、急に走りだそうとするとガクッと足が出ないことがありませんか?

筋肉は収縮することで力を発揮しますので、伸びていると次の動作がどうしても緩くなります。
よって信号待ちでストレッチをしてはいけない!とは言いませんが、するのであれば信号が青に変わって走り出すときは、ゆっくりとまず歩きだしてから徐々にスピードをあげていきましょう。

このように、今は運動前に動的ストレッチ、終わったらこれまでのようなストレッチをおこなうのが主流です。
ぜひ取り入れていただき、怪我の無いようにホノルルマラソンに向けてがんばりましょう!


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